ダイエットするなら、よく噛んで食べること。
肥満の増加の原因として、そしゃく回数が減ったこともあげられるようです。
子どもの頃に、親から「よく噛んで食べなさい」と言われたことはありませんか。
70年前と比較すると、かむ回数は半分から3分の1くらいになっているとも言われています。
軟らかいものが多くなったことが、噛む回数が減った理由です。
よく噛んで食べる・・・
実は、よく噛んで食べることで、唾液の分泌が促されます。
そうすると、消化の促進、肥満の防止・改善などの健康効果が期待できるのです。
つまり、よく噛んで食べた場合、あまり噛まずに食べたときに比べて、少ない食事量で満腹になることがわかっています。
ということは、食べ過ぎを防ぐことができます。
そうすると、肥満やメタボリックシンドロームの防止・改善が期待できるというわけです。
軟らかいものを何回も噛むというのは慣れていないと難しいかもしれません。
食べ物ひと口で、噛む回数は 20〜30回を目安とするといいようです。
噛む回数を気にするよりも、「食べ物をよく味わってゆっくりと食べる」のが望ましいです。
肥満やメタボリックシンドロームを防止、改善したい人は、早食い(飲むように食べる(流し込む))は控えて、落ち着いてゆっくりと食べると、その意外なダイエット効果を知ることになりますよ。